2014年12月12日金曜日

年の瀬

デュ社「ふたつの太陽」が無事に終演し、自分の巣に帰ってきた心地です。

2週間後にはソロを発表します。
RAFT「年の瀬小景ス」は継続して行われている人気企画ですが、
まさおか式は今回が初の参加です。

年の瀬、終末。
こそっと過ごしたり、盛大に楽しんだり様々でしょうが、
昔江戸では貧乏人は命がけで年を越したとか。
というのも、当時ものの支払いはツケが主流で
その精算をするのが年末だったのだそうです。
溜めに溜めたツケを払いきった後、
薪代がなければ凍え死に、米代がなければ飢えて死ぬ。

ゆえに、瀬=急な流れ。

渓流下りのようだった2014年を締めくくるにふさわしい
ゴリっとしたのを一発、踊り納めたいと思っています。


2014.12.26 (金)
『年の瀬小景ス』
19:30開演 前売2,000円
会場 RAFT
詳細→ http://raftweb.info/showcase2014
予約→ office.masaokashiki@gmail.com

2014年11月24日月曜日

秋の終わりと冬の始まり

10月のペンダントイヴ、11月の春の祭典。どちらも無事に幕を降ろせました。
ありがとうございました。あまり多くは書きませんが、出演させて貰えて本当によかったと、かけがえのない経験になりました。

しかし!これだけで終わりません。この秋のしめくくり、向雲太郎さんのデュ社旗揚げ公演に出演させて頂きます。こちら、もはや共演者が豪華すぎて経験どころかただの1ファンの思い出づくりなんじゃないかってくらいですが、ホッと身を引き締めて臨みます。


デュ社『ふたつの太陽』
12月5日(金)19:30☆  
  6日(土)14:00/19:00☆
  7日(日)14:00
☆アフタートークあり
吉祥寺シアター
前売 3,200 当日 3,500
http://www.soulplaying.info/news.html


稽古に通う度に厚着になっていきます。冬。
冬はまさおか式としてソロを2本。
作品についてはまた後日書きたいと思います。
ご予約受付中です!

2014.12.26 (金)
『年の瀬小景ス』
19:30開演 前売2,000円
会場 RAFT
8組のアーティストがそれぞれ10分間のパフォーマンスを行います。
まさおか式は政岡由衣子のソロを上演予定です。
詳細→ http://raftweb.info/showcase2014
予約→ office.masaokashiki@gmail.com


2015.1.13 (火)
『ダンスがみたい!新人シリーズ13』
19:30開演 前売・当日2,300円/学生2,000円
会場 日暮里d-倉庫
4組の自称”新人”アーティストが25分間の作品を発表します。
まさおか式は2014年春に初演し、賛否両論を巻き起こしたソロ「死して屍拾う者なし」を改訂上演します。
詳細→ http://www.geocities.jp/azabubu/s13/
予約→ office.masaokashiki@gmail.com

2014年9月22日月曜日

目白押し

お久し振りです。
まさおか式『おどり良ければ全てよし』終演後のご挨拶もせぬまま、
ブログほっぽらかしでした。
旗揚げ公演、本当に沢山の方に観て頂けました(動員のべ163名!)
ご来場頂いた方、応援して下さった全ての方に感謝致します。

頂いた感想を読み返していると、自分のやったことじゃないように感じます。
作品はお客さんが仕上げるものだと常々思っていますが、
こんなに自分の手を離れた感覚は初めてです。
今回はスタッフさんもダンサーもみんなとっても頼りになる人ばかりで、
「任せた!」ってできたことも大きいのかな。



とにかくお客様に喜んで頂けてよかったのですが、やはり課題も目白押しです。
次回作に向けて頭の中が悶々としております。
この悶々期間に何か強い核が見つけられないとよい作品になれないので、必死の悶々です。
まさおか式の新作、短編ですが1月上旬に発表することになりそうです。
どうぞご期待ください。
(写真は「おどり良ければ全てよし」より 撮影:金子愛帆)


また、有り難くも政岡由衣子は出演予定目白押しの今年を過ごしております。


◯BATIK『ペンダントイヴ』
10月11日(土)19:30~、12日(日)16:00~
森下スタジオCスタジオ
前売 2,500円 当日 2,800円
http://batik.jp/news/


◯白神ももこ×毛利悠子×宮内康乃『春の祭典』
11月12日(水)19:30~
  13日(木)19:30~
  14日(金)19:30~
  15日(土)15:00~
  16日(日)15:00~
東京芸術劇場プレイハウス
前売 3,500円 当日 4,000円 その他券種あり
http://www.festival-tokyo.jp/14/program/the-rite-of-spring.html



12月、1月にもそれぞれ出演舞台があり、本当に有り難い限りです。
そちらも情報公開され次第お知らせ致します。

因みに目白押しの”めじろ”は鳥のメジロから来ているそうです。
山手線ではない。

政岡

2014年7月16日水曜日

愛と欲望


「踊りたい!踊りたいんだ!」

というような作品です。と説明すると、爽やかで若い、勢いで押していくダンスを思い浮かべるかもしれませんが今回のまさおか式は少しそれとは違います。

私もドラマトゥルクもダンサーもそれ程若くないし、激動の20代を経つつそれぞれの距離感でダンスと付き合っています。理想と諦めを行ったり来たりして、踊ろうという意志を見つけられないときもありました。私はダンスを愛しているけれど、それは親への愛のようにこっ恥ずかしくこんがらがって中々素直になれなかったのです。敢えてストレートに「踊りたい」と告白することがどれだけ勇気のいることか。

この国において踊る歓びは背徳感を含み始め、「踊りたい」という欲望の意味は変化していっているのかもしれません。だからこそ、そのことについてしっかり問いかけたいと思っています。

私たちは自分の闇を背負いながら純粋な愛を語ろうとしています。愛と憎しみは表裏一体なのです。その孤独や絶望を受け入れて初めて愛に近づける気がしています。


政岡

2014年6月29日日曜日

フィードバック





6月24、25日とワークショップ『観ることを楽しもう!』を開催しました。
素敵な参加者の方々と共に頭と身体を動かし、たくさんの刺激を受けました。



今回やってみて分かったのは、ワークショップをリードするのは本番と同じだけの緊張と体力の消耗が伴うということ。諸先輩方をただただ尊敬。。。


とても有意義な機会となったし、やっぱりヨーロッパで学んだことを日本の皆さんとシェアできるのは嬉しいなぁ。

2014年6月17日火曜日

PV


 『おどり良ければ全てよし』のPVが公開されました。


まだ生まれてきていない子の似顔絵を描くのが難しいように、
まだ完成していない作品のイメージを伝えるのは難しいものです。


このPVでは作品の外的見た目ではなくその芯棒を捉えられるよう苦心しました。

最近新作のPVを作る公演は多いですが、成功例はまだ少ないように思います。
出演者の踊り方はわかっても作品性がよくわからなかったり、
映像作品として素晴らしすぎてこれダンスになったときにがっかりするんじゃないか、
とか、まあ大きなお世話ですが、とにかく的確に機能させるのは困難です。

しかし一般的にどのくらい宣伝効果があるのかはわかりませんが、
私は結構見るし、観劇するか否かの判断材料にします。
もちろん逆効果になる場合もあるわけですが、
大体は「面白そうだなー!」ってなって結局劇場まで足を運びます。






PVという方法については賛否両論ありますが、
ぜひ心を開いて見て頂けると幸いです。



政岡

2014年6月7日土曜日

ワークインプログレス

まさおか式『おどり良ければ全てよし』ワークインプログレス、
昨日無事に終了致しました。

一週間前の告知だったにも関わらずたくさんの方に見届けて頂き、
貴重な意見交換ができました。ありがとうございました。

作品のことはもとより、
「ドラマトゥルクとどのように作品を作っていっているのか」
など、まさおか式の成り立ちについての質問も頂きました。
これから日本でドラマトゥルクという職業が成り立っていけばいいな、
という思いも込めて佐々木と二人で立ち上げたカンパニーなので
そのことについてお話できて嬉しかったです。


さて、私はこの途中経過を誰かしらに見てもらうという作業に
絶大なる信頼を寄せています。

以前オランダに滞在していた頃、参加した若手振付家のショーケース企画がありました。
オランダではそもそもショーケース公演というものは珍しいのですが、
その企画は15人の参加者がワークショップとフィードバックセッション(途中経過を見せ合いフィードバックをする会)を通して10分の作品を作り、発表するというものでした。
1ヶ月半のリハーサル期間中3回ものフィードバックセッションが行われ、とにかく作品について語り倒した結果それまでの自分では到達できなかった濃い密度の作品となったように思うのです。


頭でっかちになるのも違うけれど
とかく直感的になりがちな創作の過程で
作品を理知的に捉え直すことは大切なことだと私は思っています。

そして昨日のようなワークインプログレスという機会や
まさおか式におけるドラマトゥルクという存在は
思考を代行してくれるものでは決してなく、
寧ろ私をより深い考えに向かわせる刺激なのです。


昨日もお客さんから新たな視点、貴重なご意見をうかがうことができ、
ここからまた作品をぐんぐん育てていけそうな予感がしています。

 政岡